


【AU 3/5 4/5 Fine Style】紀元前288年〜279/8年 古代ギリシア シチリア島 シラクサ ヒケタス デカドラクマ金貨
世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン! 古代の歴史を物語る希少な一枚です。 歴史的価値の高い2300年前のギリシアコインから、 残存枚数も少ない、貴重なハイグレードコインのご紹介になります。 ■デザイン 表面:イヤリングと真珠のネックレスを着けた左向きのペルセポネ 銘文:ΣΥΡΑΚΟΣΙΩΝ 裏面:疾走するビガを駆る女神ニケ 銘文:ΕΠΙ ΙΚΕΤΑΣ 【ペルセポネ】 ペルセポネは、ギリシア神話に登場する冥界の女王で、豊穣の女神デメテルとゼウスの娘です。冥界の王ハーデースに連れ去られた彼女は、母デメテルの悲しみによって地上が冬に覆われました。神々の仲裁により、ペルセポネは一年のうち半分を冥界で、残りの半分を地上で過ごすこととなり、この周期が四季の移り変わりを象徴しています。 【女神ニケ】 ギリシア神話に登場する勝利の女神。ローマ神話ではヴィクトリア (Victōria) と同一視される。 英語ではナイキ(Nike)と発音され、スポーツ用品メーカー「ナイキ」の社名はこの女神に由来しています。 ■状態 AU Strike: 3/5 Surface: 4/5 FineStyle ■コイン詳細 【発行年】紀元前288年〜279/8年 【発行国】シチリア島 シラクサ 【額面】デカドラクマ 【素材】金 【重量】4.23g 【直径】約15mm 【表面】イヤリングと真珠のネックレスを着けた左向きのペルセポネ 【裏面】疾走するビガを駆る女神ニケ 【NGC鑑定】AU Strike: 3/5 Surface: 4/5 FineStyle ■ポイント *希少性 ”NGC鑑定枚数24枚” まず残存していることが困難であり、2300年以上もの時を経て、『 AU』グレード、しかも『FineStyle』が付与された奇跡ともいえる状態を維持しています。 この時代のコインは残存枚数の少なさに加え、状態が優れているもの極めてが少なく、ハイグレード鑑定はとても希少となります。 *状態 ”NGC第3位鑑定” ・Strike(打刻)3と申し分ありません。 ・Surface(表面)は4と高評価! ・グレード: AU(準未使用品)!上位グレードはわずか7枚しか存在しません。 ・そしてなんと『FineStyle』が付与! ※『Fine Style』:コインの磨耗や打刻・表面の状態といったグレードとは別に、個体差のある古代コインの中で特に芸術性が高いと認められる美しいコインに付けられます。 2400年もの時を経て、この状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。 *市場性 この金貨は、紀元前3世紀頃の古代ギリシアで鋳造された、卓越した彫刻技術を結集した貴重な歴史遺産です。 コインの表側には、豊穣の女神デメテルの娘であり、冥界の女王でもあるペルセポネが、裏側には、勝利の女神ニケが描かれており、古代ギリシア人にとって勝利は、単なる戦いの勝利だけでなく、人生における様々な成功を意味していました。 これらのモチーフは、古代ギリシア神話における生と死、豊穣と枯死、そして勝利といった、普遍的なテーマを象徴しており、その気品と美しさを表現したデザインは今もなお、見る人の心を魅了しています。 そしてこのコインの魅力は、美しいだけでなく、古代の鋳造技術を直接目にすることができる点にもあります。職人の手作業で生み出された繊細なディテールと、長い年月を経て刻まれた独特の風合いは、現代の技術では再現が難しいものです。こうした魅力が、コレクターや投資家、さらには歴史愛好家をも惹きつけています。 さらに、このコインは『AU』の高評価に加え、古代コインの中でも芸術的な価値の高さを誇る『Fine Style』という極めて希少なグレード評価を得ています。 市場に出回ることが少なく、コレクターや投資家、歴史愛好家にとっても注目の逸品といえるでしょう。 2300年以上前のコインとは思えない美しい輝きを保った歴史的な芸術遺産とも言える古代コイン! コレクションとしても、投資対象としても申し分のない1枚です。 ▼コインのストーリー ■概要 世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン! 残存枚数も少ない、貴重なハイグレード金貨です。 ■シチリア島 シラクサとは シチリア島のシラクサは、古代ギリシアの重要な都市であり、地中海における文化と商業の中心地でした。その起源は紀元前8世紀に遡り、豊かな農業地帯に位置することで、穀物やオリーブオイルなどの農産物を基盤に繁栄しました。 シラクサは、ギリシアの都市国家として建築、芸術、哲学、科学などさまざまな分野で高度に発展しました。特に有名な建築物には、古代劇場や神殿があり、テオテコス劇場は古代ギリシア最大の劇場として知られています。 また、シラクサは海上交易の重要な拠点でもあり、地中海の他都市国家との経済的・文化的交流が盛んに行われていました。シラクサの商人たちは、地中海の航路を通じて様々な物資を取引し、その結果、シラクサは文化的なハブとしても機能していました。 しかし、シラクサの歴史は波乱に満ちていました。一時的にカルタゴやローマの支配下に入ったり、内紛や外敵の攻撃で荒廃することもありました。特に紀元前5世紀、ディオニュシオス1世の統治下では再び栄え、シチリア島の覇権を握りました。 シラクサの繁栄は長く続きましたが、紀元前3世紀以降はローマ帝国の支配下に入り、次第に衰退しました。その後も様々な支配者が入れ替わり、戦乱を経験しましたが、歴史的遺産や美しい景観は今日まで残されています。シラクサは現在、観光地として多くの人々を魅了し、古代ギリシアの栄光を伝える存在となっています。 ■ヒケタスとは ヒケタスはシュラクサイの権力者で、アガトクレスの後継者問題と深く関わっています。アガトクレスは晩年、軍の指揮権を孫アルカガトスに与え、後継者には息子(同名のアガトクレス)を指名しました。アルカガトスは不満を抱き、シュラクサイに敵意を持つマエノンにアガトクレス親子の暗殺を依頼。マエノンは成功したものの、アルカガトスも殺害し、シュラクサイを占拠しました。 シュラクサイはヒケタスに軍を率いさせてマエノンに対抗しましたが、両軍は決定的な勝利を得ることができず、マエノンはカルタゴに援軍を求めて優位に立ち、シュラクサイは不名誉な講和を結びました。アガトクレスの死後、ヒケタスはシュラクサイの権力を掌握。ディオドロスによると、ヒケタスは9年間にわたりシュラクサイの僭主として統治しました。この期間、アクラガスの僭主フィンティアスとの戦争でヒュブライオス川で勝利し、カルタゴにはテリアス川で敗北しました。 最終的にヒケタスはティニオンに追放され、シュラクサイを去りました。ヒケタスの名前が刻まれた金貨には「ΕΠΙ ΙΚΕΤΑ」とあり、「王(バシレウス)」の称号は使われていません。彼の治世はシュラクサイの歴史における重要な転換点となっています。 ■デカドラクマとは デカドラクマとは、ドラクマが通貨単位。 デカが額面に当たり、10ドラクマという意味です。 こちらは当時の最大額面となります。 また「デカい」の語源にもなっているといわれています。




